0626ゲリラセミナー
こん○○は、8年目の本郷です。
今日も看護師さんのこんなカルテに癒やされつつ…午前中は内科外来でした。
また、私は来週末から産休に入るため入院患者さんもだいぶ減っており、
比較的時間に余裕のある過ごし方をしています。
救急室をのぞきに行ったり、自分の外来の振り返りをしたり、
初期研修医向けに「ゲリラセミナー」をしたり・・・。
本日もゲリラセミナーをしました。参加者は2年目が2人、1年目が1人の3人。
某著書の内容を使用して、臨床推論~マネジメントを目標にしたもので、
今日の題材は「繰り返す意識消失で救急搬入された73歳女性」について。
・そもそも「意識消失」とは?
・失神と痙攣の違い
・意識障害の鑑別:AIUEOTIPS
・アセスメントとマネジメント
(入院させる?帰宅させる?それはどういう理由から?)
この間、私自身も試行錯誤でゲリラセミナーを行っているので、
今後はもう少し系統だってやれたらいいなと思っています。
INTAPT(トロント大学で参加した医学教育のコース)で提示されたこと
To teach is to learn
To learn is to teach
To teach is to learn more deeply
-“ancient Japanese proverb”
教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
人に教えるには自分がよく理解していなくてはならない。
また、教えているうちに自分の知識の曖昧さがはっきりして、
確認する必要が出て来る場合もある。
したがって、教えることは、半分は自分も学ぶことになるということ。