訪問診療☆
現在診療所勤務の後期研修医・遠藤です。
今年の1月~6月まで週に1回、以前研修していた中小規模病院に勤務していました。
ここは、先日ブログに登場した黒木先生が現在、勤務している病院でもあり、自分が昨年の4月~12月まで勤務していた病院です。
週1回の勤務になってからの業務は、午前中に訪問診療、午後は救急当番、その後、夜間内科外来でした。
その週1回の勤務が昨日が、最終日でした。
この中小規模病院では内科外来で急性疾患および多くの慢性疾患患者も診ましたが、自分の中では訪問診療が一番の思い出として心に残っています。
外来、入院、訪問診療の導入、看取りまでという流れで、継続して関ることが出来た患者さんが何人かいらっしゃって、そういう継続した関わりが出来ることも、この病院の研修の特徴と思います。
(もちろん外来、入院、外来で継続的に診てきた人もいますが・・・・)
特に訪問診療で患者さんのご自宅に訪問して、普段の生活の様子や素顔を見れたり、
家族との関わり合いなどみることができ、
その家庭環境をみたうえで自分たちに何かできることがないか、
日々考えながら取り組んで、またその患者家族もサポートしながら
ということが大変にも思えたこともありましたが、
どちらかというとやりがいがあって、とても楽しく充実した研修ができました。
訪問診療は写真のように稲作地帯を通ることも多々あり、病院から飛び出した気分も味わえてとても好きでした。ちょうど写真は、ほぼ1年前の写真です。
現在、自分は診療所勤務なので入院から退院、訪問診療導入という流れはできないものの、診療所でこそ出来る訪問診療の形を模索しながら取り組んでいます。