みちのく総合診療医学センター 後期研修医ブログ 

後期研修医、修了生の日々の研修内容などを紹介

小児科研修

後期研修医3年目 遠藤です。 

 

今日は、夏のような暑さ、お出かけ日和の日曜日でしたが…、

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休日当番日で朝から診療所勤務でした。 

普段は、小児はあまり来院されない診療所ですが・・・

 

休日当番日は、久しぶりに0歳~78歳までと幅広く診察しました。

 

救急車は2台と多くなかったので、ウォークイン患者を長く待たせることなく診ることができました。

 

約2年前に小児科研修を4ヶ月行い、外来研修を経験したこともあって、不安なく今日も診療することが出来て、

小児科研修必須の理由を改めて実感の休日当番でした。

震災の影響

後期研修医 3年目 遠藤です。

実は、私…

東日本大震災がなければ、

今、東北以外で仕事をしていたかもしれません。

 

震災の年、震災直後から

縁も所縁もない北陸で初期研修をスタートしました。

初期研修のために、北陸まで移動するのも大変でしたが、

まだ医師免許とったばかりで、医師としては役にたたないだろうけど被災地東北に残って何かしたい!という、気持ちをひきずりながら北陸に向かったことを覚えています。 

その気持ちが初期研修中は、ずっと心の中にあり、

当初後期研修をしようと考えていた研修病院ではなく、東北宮城の当プログラムで研修させてもらうことにしました。 

初期研修病院の指導医の先生には、もう少し力をつけてから、東北に行けばいいと、もう数年一緒に仕事しようと誘っていただき、ありがたく感じましたし、そのままもう数年という思いもありましたが・・・・、

東北の現状がみえにくい距離であり、

被災地東北に出来るだけ早く戻りたいという気持ちが大きかったんだと思います。 

そして、いま

診療所勤務になってから、災害公営住宅へ健康相談や講話などで訪問する機会をいただき、やっと、直接的に、被災地に関わることができています。 

長くなりましたが・・・、

当プログラムでは希望によっては被災地支援にも関われます。

 

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被災した宮城県南のJRの駅のホーム)

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被災した小学校の敷地内にあった時計、よく見ると津波が到着したと思われる時間?で壊れたようです。)

月1の レジデントデイ

後期研修医 3年目遠藤です。

 

7月11日は、月1回のレジデントデイでした。

当プログラムに所属するレジデントの1ヶ月間の振り返りを行います。

 〇 毎月の目標と評価、

 〇 外来・往診・入院症例ログの報告、

 〇 学習ログ、

 〇 外来・往診診療ビデオ記録、

 〇 印象に残った症例、

    〇 Case Based Discussion、

などが主な内容で、

当プログラムの指導医以外に、

アドバイザーとして、東京からCFMDの先生が指導にきてくれます☆

家庭医療に関することを、集中的に学べるよい機会でもあり、

外部からの目が入ることで刺激にもなる日です。

 

今年度からレジデントが増えて、計5人になり、

これから賑やかになっていきそうです。

一時期、私1人に対しての指導がいただけた贅沢なレジデントデイの時期もあったことが懐かしく感じられました。

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週1のカンファレンス

後期研修医 遠藤です。

現在、診療所勤務中ですが・・・、

週に一度は関連病院に出向いて行き、

各施設で研修中の後期研修医が集まりカンファレンスを行っています。

各々、日常診療で相談したい症例を持ちよって

医学的に困ったものはもちろん、社会心理的にも困った症例などさまざまですが、

指導医からのコメント、フィードバックがどれも毎回勉強になるなぁと感じています。

 

各施設にいても、上司がいるので、日々相談はできますが、

このカンファレンスは、より総合診療・家庭医色の強いものと感じます。

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NEJM

8年目スタッフの本郷です。
今日は午後からセンター長のO先生と指導医のK先生と私の3人で臨床推論の勉強をしました。
題材はNEJMのCPSです。
まずは英語を読むのに手間取り…でもゆっくり読み込んで、へぇ~っていう結論に一同勉強になりました。
指導医になってもこうして学んでいけるのはいいことですよね♪
今度は研修医の先生も交えてやってみたいと思います。

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訪問診療☆

現在診療所勤務の後期研修医・遠藤です。

 

今年の1月~6月まで週に1回、以前研修していた中小規模病院に勤務していました。

ここは、先日ブログに登場した黒木先生が現在、勤務している病院でもあり、自分が昨年の4月~12月まで勤務していた病院です。

 

週1回の勤務になってからの業務は、午前中に訪問診療、午後は救急当番、その後、夜間内科外来でした。

その週1回の勤務が昨日が、最終日でした。

 

この中小規模病院では内科外来で急性疾患および多くの慢性疾患患者も診ましたが、自分の中では訪問診療が一番の思い出として心に残っています。

 

外来、入院、訪問診療の導入、看取りまでという流れで、継続して関ることが出来た患者さんが何人かいらっしゃって、そういう継続した関わりが出来ることも、この病院の研修の特徴と思います。

(もちろん外来、入院、外来で継続的に診てきた人もいますが・・・・)

 

特に訪問診療で患者さんのご自宅に訪問して、普段の生活の様子や素顔を見れたり、

家族との関わり合いなどみることができ、

その家庭環境をみたうえで自分たちに何かできることがないか、

日々考えながら取り組んで、またその患者家族もサポートしながら

ということが大変にも思えたこともありましたが、

どちらかというとやりがいがあって、とても楽しく充実した研修ができました。

 

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訪問診療は写真のように稲作地帯を通ることも多々あり、病院から飛び出した気分も味わえてとても好きでした。ちょうど写真は、ほぼ1年前の写真です。

 

現在、自分は診療所勤務なので入院から退院、訪問診療導入という流れはできないものの、診療所でこそ出来る訪問診療の形を模索しながら取り組んでいます。

はじめまして・・・

ブログの書き手が変わるのでわかりにくいですが、

 

今回は3人目のクルー、

みちのく総合診療医学センター 

後期研修医(専攻医)1年目の黒木(くろぎ)です。

 

2年の初期研修を終え、

・選択研修(リハビリテーション科)

・地域プライマリケア研修(中小規模病院 内科)←現在

をローテートしています。

 

初期研修と異なり、毎日外来・往診の繰り返しです。

患者さんも今までになく

外来で診ることができているので非常に充実しています。

 

今後は中小規模病院の研修の様子や、

専門研修にかかわる私の日常の様子をお伝えできれば、と思います。

 

※これは現在勤務の病院の、花壇と、夜間外来救急入口の写真。

華やかな救急入口ではないけれど、

きっとここが最後の砦になっている患者さんもいるはずと思い、

日々頑張っています。

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今夜はこのへんで。