みちのく総合診療医学センター 後期研修医ブログ 

後期研修医、修了生の日々の研修内容などを紹介

TWIN企画「第4回臨床アップデートセミナー」 Kurogi daily work①

後期研修医1年目の黒木です。私の内容は、今回から、みちのく絡みのイベントだけでなく、(みちのく所属の)私が現在関わっている学びについてもお伝えできればと思います。

 

私は東北若手医師ネットワーク(TWIN)という団体にも所属しています。これは、東北地方で頑張る若手医師の活発な交流と、お互いの臨床能力の向上を目指して、2012年2月より活動開始している団体で、これまでに何度も企画を開催しています。

 

私の初参加は1月。福島で行われた艮陵協議会と共催の「第3回臨床アップデートセミナー」でした。それ以降は運営側で参加し、4回目となる今回(山形開催)は、腹痛症例の最初のプレゼンテーターでした。講師の山中先生やほかの若手の先生・学生の前で、プレゼンテーションをさせていただき、貴重な経験をすることができました。

プレゼンの質が今までよりも向上させることができたため、上手くいったことも、上手く行かなかったことも、今まで以上に浮き彫りになりました。今後次に繋がるプレゼンになったと思っています。

また、新たに東北の学生・初期/後期研修医、指導医もきていただき、新しいつながりをつくることができました。

今回の企画は、自分自身としても、後期研修に入ってから、本当に楽しく学び・交流できたものの一つとなりました!

 

最後になりましたが、私は九州「宮崎」から東北の地に来ましたが、まだまだ東北に慣れておらず、慣れることが精一杯で、また自分ひとりで出来ることは正直限られていると思っています。でも、九州人だからこそやれることがあるはずと思いますし、せっかく東北「宮城」に来たならば、やりとげたい想いがあります。それは…

 

①熱い想いを持った先生方と一緒に、患者さんの病気だけでなく、病いやその背景も診ていきたい、広くは地域のためによりよい医療を実践していきたい

②総合診療・家庭医療に興味ある学生・研修医の仲間を増やし、東北6県のつながりを強めていく

⇒それらが自分以外の人の手で広がっていけば、患者さんによりよい医療が提供される、若手医師で「総合診療・家庭医療」の志向を広がれば、いろんな人に伝わっていく(いわゆる無限の樹形図)

 

そうすれば、もっともっと今以上に東北の医療はよくなると思っています。

 

それぞれは抽象的で甘ちゃんですが、一つ一つの企画・活動を通じて、達成できるような小さな目標を掲げて、1段1段階段を上っていきたいと思います。

温かく見守っていただければ幸いです。

 

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