自宅での最期をささえる
自宅で看取りたかった症例を
自分が動き出すのが遅かったのか、余命を上手く読めなかったのか、
家族との話し合う時間を作りそびれていたせいか、
残念なことに救急外来で亡くならせてしまった。
翌日から24時間対応の訪問診療クリニックの訪問診療が始まる予定になっていた矢先だったのに。
どんな最期を経験させてしまったのだろうか。
本来なら住み慣れた我が家で穏やかに逝っていただろうか。
どっちがよかったかは患者にとっても家族にとっても、わからないが・・・。
手厚い介護と雰囲気の良い施設でのショートステイと
自宅とを行き来する生活をしていて
最期の場所をどこにするか 相談していたが
ここ数日の寒暖の差にやられたのか、もう寿命だったのか、
でも、ひとときでも、しばらく帰れてなかった自宅に帰れてよかったのかな。
自宅からの救急搬送だったそうです
やはり自宅でと希望している人は 自宅で最期を迎えられるように
手助けしていきたいなぁと
良い最期に関わりたい、支えていきたいと 改めて感じた 1日でした。
遠藤