小児科でのローテート研修
はじめまして。家庭医療専門医研修2年目の神沼です。
11月から坂総合病院の小児科で研修を行っています。
それまではどちらかといえば高齢者医療にどっぷり浸かっていたので新鮮な日々です。
12月に入り川崎病やアレルギー性紫斑病、ヘルペス歯肉口内炎、水痘、ムンプス精巣炎など経験しておきたい症例を担当することができ、勉強になりました。
小児科研修のために教科書をいくつか揃えました。
自分なりのおすすめの本を紹介します。
・こどもの風邪 新しい風邪診療を目指して
・ＨＡＰＰＹ！こどものみかた
・症状でみる子どものプライマリケア
いずれの本もプライマリケアの現場でよくみる疾患に絞って掘り下げています。
アマゾンでも高評価ですがとても良い本です。
よくみる疾患については専門医なみの診療を目指したいものです。
11月は入院患者の診療メインでしたが、12月から外来診療も始まりました。
まだ恐る恐るの診療ですが頑張っていきたいです。
後期研修修了後の経過
後期研修が修了してしまいましたが、その後の報告をしておきます。
3月に後期研修修了
5月に専門医試験の申し込み、つまりポートフォリオの提出
7月に専門医試験受験
9月に試験結果通知で合格、晴れて家庭医療専門医とプライマリ・ケア認定医取得
10月 指導医申請
11月 プライマリ・ケア認定指導医取得
指導医の皆さんおよび、後輩の専攻医、プログラムを影から支えてくださる事務スタッフ、
そして何より家族のおかげで、
賞状みたいな認定証が、今年3つもらえました。
専門医が取得できて、ご指導くださった先生方にとりあえずの顔向けができるので、一安心。
今後は、専門医、指導医らしくあるにはどうあるべきか、引き続き日々の業務こなしつつ精進していくつもりです。
医師免許もですが、賞状みたいな形でなく、
パスポートとか、自動車免許証のサイズにしてくれれば、良いのにと思うのは私だけでしょうか？
遠藤
浅草で学会
週末は、
第７回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加してきました
今年は忙しかったので欠席しようかと思っていましたが・・・・
参加して とても有意義でした。
以前の職場の上司や、他院にいる同期、先輩医師にも会えて
話を聞けて 刺激を受けて
また
ポスターや講演など 勉強になることがいろいろありました。
今年は手ぶらで参加してしまったけど
去年の2つのポスターを、1つ今年にすれば、良かったのではないかと振り返り・・・
来年は何かポスターでも出せたらいいかなぁと思いつつも、
同じ領域で頑張っている人達に会いに行くことも学会の目的・楽しみなんだと
改めて認識した2日間でした。
学会会場は、3カ所に分かれて移動時暑くて大変でしたが、
浅草という地域も見れて ちょっと観光もできて
浅草で学会開催するのも
プライマリ・ケア学会らしいなぁと感じました。
（写真：宿泊した上野から徒歩で学会会場に向かう途中 合羽橋付近）
遠藤
自宅での最期をささえる
自宅で看取りたかった症例を
自分が動き出すのが遅かったのか、余命を上手く読めなかったのか、
家族との話し合う時間を作りそびれていたせいか、
残念なことに救急外来で亡くならせてしまった。
翌日から24時間対応の訪問診療クリニックの訪問診療が始まる予定になっていた矢先だったのに。
どんな最期を経験させてしまったのだろうか。
本来なら住み慣れた我が家で穏やかに逝っていただろうか。
どっちがよかったかは患者にとっても家族にとっても、わからないが・・・。
手厚い介護と雰囲気の良い施設でのショートステイと
自宅とを行き来する生活をしていて
最期の場所をどこにするか 相談していたが
ここ数日の寒暖の差にやられたのか、もう寿命だったのか、
でも、ひとときでも、しばらく帰れてなかった自宅に帰れてよかったのかな。
自宅からの救急搬送だったそうです
やはり自宅でと希望している人は 自宅で最期を迎えられるように
手助けしていきたいなぁと
良い最期に関わりたい、支えていきたいと 改めて感じた 1日でした。
遠藤
朝活
先輩医師が行っている“朝活“を
なんとなく 真似て 実践中
早起きして職場に行き、業務や勉強などしています。
当初は毎日ではなかったですが・・・
身体が慣れてきたのか？ 気温が上がり気候が良くなったせいなのか？
連日行けることが多くなりました。
外来業務が終わった後にやるより、脳がつかれてないから
有効的な気がしています。
農家の方はもっと早起き
もうじき田植えも終わりそうです。
遠藤
新年度
新年度始まりました。
新しい研修生も加わり
今年度もいろいろありそうで、楽しみです。
とりあえず、私は後期研修終了で
一区切り。
後期研修医ではなくなってしまいましたが・・・
後期研修に関すること、など、また
思い返して、書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
遠藤
